学ぶの語源はまね(真似)ぶ

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少し前の話ですが、小さかった頃から知っている近所の子がいつの間にかもう20歳で成人式でした。
賑やかな成人式の写真を見ましたが、若い世代には無限の可能性がありますので、期待が膨らみます。

学ぶの語源ですが、真似ぶから来ているようです。たとえばスポーツのサッカーでも、有名選手のようになりたいと思い、一流選手の上手なプレーを真似したりして、上達していくようなものです。
デザイナーの卵も、有名なデザイナーの作品から学びます。

東京オリンピックのエンブレムの盗作問題が以前ありましたが、最初にエンブレムを公式に発表された方が、似ている(盗作)ということで、再度、エンブレムを一般に募集をかけていましたが、学ぶの語源から言えば、他の方の上手な作品を基に、参考にしたうえで、新しい作品を創るということは語源からしても、悪いことではないのです。全く同じものを公式に発表してはいけないとは思いますが、良い作品を真似るということは悪いことではないと思います。

小保方さんのSTAP細胞の問題で、ネイチャーで発表した画像が同じものを使っていたいうことがありましたが、本来画像が同じだったかということではなく、論文の中身の是非を判断することにもっと重点が置かれればよかったと思います。

いづれにしても公式に、公に発表するときには完全オリジナルでなければならないということですから、他の方の作品は参考程度にとどめておく必要があります。真似することは悪いことではないのですが、似ているというだけで認めてもらえず問題になってしまうのですから、今の二人の反面教師で、若い20歳ぐらいの方はそこを気をつけなければ、落とし穴にはまるように、マスコミにたたかれてしまうという残念な世の中であることを賢く知っておく必要があると思いました。ブラック企業(過重労働、残業代なし)もありますので、気をつけてほしいと思います。